シティ・トンネル売却
ドライバーの怒りを買ったトンネルが7億ドルで
2005年8月に開通したシティ・トンネルは、NSW州政府が収入保証し、ドライバーを導くために周辺道路の規制を変更し、トンネル経営会社が割高な通行料金を設定した結果、ドライバーの怒りを買い、結局無料期間を導入してドライバーをなだめたが、通行車両数が見積もりを大幅に割った。その結果、市内をウイリアム・ストリートからパーク・ストリート、その延長まで2.1kmの区間をバイパスするシティ・トンネルは経営会社が開業1年少しで倒産し、管財人の手に渡っていた。総工費10億ドルのトンネルは、建築前には、営業2年の立ち上げ期間を過ぎれば1日9万台の通行があると見積もられていたが、現実には35,000台程度に終始した。トンネルが売りに出た時には負債の6億2,000万ドルを大幅に下回る価格で売られると予想されていたが、予想を上回る落札価格に、管財人のコーダメンザ社のマーティン・マッデン氏は、「トンネルは長期的に見れば相当な価値のある成長資産だ。銀行には負債を全額返済できる」と語っており、投資銀行のCKIホールディング、ドイツ銀行、ウエストパック銀行などエクイティ投資家は、投資額1ドルあたり10セントから20セント程度を受け取ることになると見られている。フェアファクス系紙の報道によれば、ABNアムロと巨大建設企業リートン・ホールディング社が、マコーリー銀行、バブコック&ブラウン、トランスアーバンなどと入札を競ってこの資産を獲得し、6月19日に契約成立にこぎ着けた。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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