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国際 - 2007年6月15日

「中国との自由貿易交渉は回りくどい」

ウォレン・トラス貿易相の感想
 6月12日、ジョン・ハワード首相が、「ダライ・ラマとは6月15日に会見する」と発表して数時間後に中国政府が、「キャンベラがダライ・ラマをオーストラリアに入国させただけでなく、チベット自治問題に関する意見を話す機会まで与えたことについてひどく不満に感じ、強く反対する」とする声明を発表した。しかし、トラス大臣は、「中国がいやがろうとどうしようと、この問題が両国の貿易関係に影響することはあり得ない」とした。両国は2005年以来自由貿易協定(FTA)の交渉を続けているが、中国側が、中国市場へのアクセスをオーストラリア側に十分譲歩していないため、包括的な自由貿易協定にはほど遠い段階で停滞している。トラス大臣は、「13億人の市場を抱える国と協定にこぎ着ける努力を過小評価していなかった。中国との協議が困難で時間もかかることを甘く見る者は一人もいない」と感想を述べている。中国との交渉を日本との交渉と比較して、「中国との話し合いはもっと長ったらしく、もう少し回りくどい」と語っている。中国との交渉で現れた問題の一つは、オーストラリアは、西側としては初めて中国との包括的な自由貿易協定を交渉する国になったことだと述べている。他の西側諸国は中国との協定を結んではいるが、合意の難しい部門には触れない「汚い自由貿易協定」で済ませているとしている。また、「中国政府の指導部が協定を望んでいることは確かだが、往々にして指導部と交渉担当者との間に食い違いがある。中国国内で自由貿易協定が両国にとって益になることを周知させるのがカギだ」としている。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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