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社会 - 2007年6月13日

「被害者はギャップの崖から投げ落とされた」

キャロライン・バーン事件裁判で新証人
 1995年6月8日、シドニーのモデル、キャロライン・バーンさん(当時24)の死体がワトソンズ・ベイの名所ザ・ギャップの崖下で発見された事件は、長年の捜査の後、当時バーンさんのボーイフレンドだったゴードン・ウッド被告(44)がイギリスから送還され、バーンさん殺害容疑で逮捕された。ウッド被告は当時株式仲買人レネ・リブキン氏(後自殺)の運転手をしていた。事件よりさらに遡る1993年、レネ・リブキン氏、労働党の黒幕グレアム・リチャードソン氏、トレバー・ケネディ氏の3人が利権を持っていた印刷会社オフセット・アルパインの工場が焼け、5,300万ドルの保険金が支払われた。この事件では3人が豪証券投資委員会などからスイスの隠し口座の名義人の問題などで追及を受けることにもなるが、当時ウッド被告は、豪証券投資委員会に喚問され、証言した際に「リブキン氏の運転手を務めるだけで、事件のことは何も知らない」と述べたが、後にウッド被告が株式を所有していることや、「火事は保険金目当ての放火」ということを被害者に話していたとされている。バーンさんは死の前に、所有欲が強く嫉妬深い上に「切れやすい」ウッド被告と別れようとしていたが、ゴードン被告に殺されるかも知れないと友人に打ち明けていたことが、打ち明けられた友人の証言から明らかになった。また6月12日には、崖下の死体の位置から墜落の状況を実験したシドニー大学のロドニー・クロス物理学教授が証言台に立ち、「死体は崖から水平距離11.8mの位置に頭を岩の割れ目に押し込む形で倒れていた。崖の上から岩場までの29mを落ちる間に11.8m飛ぶためには、頭から先に崖から水平に秒速4.5mで飛び出さなければならない。これはキャロライン・バーンさんのような女性にはどんなに無理しても不可能だ。従ってこれは自殺ではありえない。唯一の可能性はかなり力のある人物に水平に投げ落とされたということだけだ」と証言した。検事局のマーク・テデスキ弁護士は、「ウッド被告はフィットネス・トレーナーをしており、被害者を槍のように投げ飛ばす力があった」と述べた。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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