「ブームに住み家なし」
急成長経済が置き去りにする弱者
QLD州の鉱業を中心とした経済ブームとそれに伴う急激な人口増加は、かってないほどの富も産み出しているが、福祉グループは、ホームレス人口の急激な増加を心配している。コミュニティ・ワーカーは、ホームレスの家族がテント住まいしたり、鉄道駅で寝泊まりしていると報告している。2001年国勢調査によるとクイーンズランド州には24,500人のホームレスの人たちが居たが、この数字はNTに次いで第2位で、南部諸州に比べればはるかに多い。ホームレスの人たちを世話するコミュニティ・ワーカーたちは、今月末から発表される2006年国勢調査では、州民1万人あたりホームレス人口が69.8人だった5年前に比べて2倍になっているのではないかと心配している。QLD州に比べると、NSW州とVIC州は人口1万人あたりホームレス人口は42人程度にとどまっている。QLDソーシャル・サービス会議(QCOSS)のジル・ラング委員長は、「ホームレスの規模を明確に定めることは難しいが、少なくともQLD州経済の急激な成長で事態が悪化していることは経験的に分かるとしている。「人々がチャンスを求めてこの州にやって来る。仕事を探して来る人もいるが、漫然と来る人もいる。当時のホームレス人口推定はかなり控えめだったと思うが、あれから倍増しているのではないかと思う。この問題を大きく社会問題として解決策を得るためにホームレス救済グループ「クイーンズランド・シェルター」は、「ブームに住む家なし」というスローガンを掲げている。ホームレス救済グループは、ブームからはじき出された人の数がますます増えていることにショックを受けている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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