NSW大学に新ガン・センター
資金と研究者を一堂に集めて
6月25日、NSW大学のフレッド・ヒルマー副学長が、オーストラリアでは初めての成人と小児とを問わずガン治療研究と臨床治験のガン研究センターを1億ドルの予算で設立すると発表した。斯界の優秀な研究者がこの施設で重要な研究をしたいと期待するほど、開設前から施設への信頼が固まっている。ロウイ・ガン研究センターと名付けられたこの施設は、400人のガン研究者が研究に励むことができる規模を持ち、シドニー東郊ランドウィック・キャンパスのNSW大学医学部近くに建てられる予定。ショッピング・センターのウエストフィールド創設者、フランク・ロウイ氏と家族が、この施設建設に1,000万ドルを寄付している。大学が受けた単一の博愛的寄付としては最大規模。また、NSW州政府から1,830万ドルの交付金、連邦政府からも1,330万ドルの資金が実現した。UNSWガン研究センターのフィリップ・ホッグ所長とそのチームが開発した新薬はイギリスで治験が進んでいる。これまで新薬の治験は海外に送っていたが、ロウイー・センター開設で人も集まり、200万ドルの予算でシドニーで新薬の治験が可能になる。また現在ケンブリッジ大学にいるオーストラリアのガン研究者も、カリフォルニアのサンディエゴにあるスクリップス研究所にいる研究者もロウイー・センターに戻ることができる。「それだけでなく、さらにガン研究者をシドニーに引き寄せることができるようになる。ロウイー・センターには、豪小児ガン研究所も入る予定になっている。この研究所は拡張するために新しい建物を必要としていた。成人のガンと小児ガンは性格が違うため一つの機関に同居することは少なかったが、ロウイー・センターで同居することになればさらに研究者を引き寄せることになると見られている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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