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経済 - 2007年6月16日

製造部門輸出から17億ドルが帳消しに

輸入にはありがたい豪ドル高だが
 6月15日、豪産業グループ(Ai グループ)が発表した報告書は、最近の傾向として、1990年8月以来久しぶりに豪ドルUS$0.84を超えるようになったため、輸出の伸びが抑えられることになるとしている。豪ドルは過去10年の平均を20セント上回る強さを持っており、グループのヘザー・リダウト最高経営責任者も、「最近豪ドルがUS$0.85に近づいており、過去2年間に製造部門が取り戻した輸出利益が再び浸食される可能性がある」と語っている。「ただし、新しい報告書では、外貨交換レートのプレッシャーに加えて、国内製造部門輸出業者は、世界的企業競争に打ち勝つ戦略を採用している。そのおかげで製造部門も戦略がない場合に比べればはるかに健全な姿を保っている」と語った。「豪ドルと製造部門輸出」と名付けられたこの新調査は、700社を超える国内製造部門の回答に基づいている。交換レートと輸出の国際競争力の関係では、回答した製造業者の3分の2近くがA$1=US$0.84では製造業者の3分の2程度が競争に勝てないと考えるが、A$1=US$0.85になると93.7%が国際競争に2006年11月に発表されたAiグループの報告書では、製造企業は、2007年の輸出が金額にして7%成長すると期待していた。しかし、このまま豪ドル高が続くとこの期待成長率も5%程度に下方修正しなければならず、金額にして17億ドルになる。また、製造輸出業者は、豪ドル高で一番影響を受けるのはアメリカ市場と考えている。また、もっとも成長が見込めるのは中国とニュージーランドと考えている。また、Aiグループは、ニュージーランドとのCER(近接経済関係)貿易協定は成功だったと評価しており、また米豪FTA(自由貿易協定)も成功で、輸出業者の14%が米市場に軸足を移している。中国市場は成長株と見られているが、まだまだ非関税障壁が高いと考えられている。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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