WA州環境保護庁、鉄鉱山開発に「ノー」
貴重な自然環境対40億ドルの鉄鉱石
WA州の環境保護庁(EPA)は、カルグーリの西、マウント・マニング山脈自然保護区内のバンデッド・アイアンストーン・フォーメイション山脈の鉄鉱山開発を禁止するよう政府に勧告した。開発が進んでいるポートマン・マイニングの鉱山は勧告対象になっていない。同庁は、「この地域には独特の希少種植物群落があり、風景的にも優れた多様性がある」と、開発禁止の理由を述べ、さらに同自然保護区の面積を2倍に拡大し、鉱山開発が許可されないA級自然高度保護区を含めるよう勧告している。「確実な保護措置がなければ、バンデッド・アイアンストーン・フォーメイション山脈の1つか2つの狭い箇所で繁殖する植物種にとって、探査採鉱の影響も大きな脅威になる」と同庁副議長が語っている。この勧告に対して、鉱業探査企業連合会(AMEC)のジャスティン・ワラウスキー理事長は、「WA州のEPAの決定は常に自然保護に偏っており、州面積の12%が自然保護区域に編入されているが、鉱業開発に宛てられているのはわずか0.6%にしかならない。それだけでなく、この地域の自然保護区域という指定の信憑性にも疑問がある」として、「マウント・マニング区域は農牧用に政府からリースされている土地だ。しかも、その地域は塩湖と低木の繁みがあるだけで、そのあたりに生息する動物と言えば放牧農家が置き去りにした羊や牛ばかりだ」と批判している。また、「A級自然保護区には少なくとも40億ドルの鉄鉱石埋蔵量がある」としている。一方、WA自然保護会議のクリス・タレンタイア理事長は、「その地域の環境と保存価値を保護しなければならない」と語っている。勧告内容についてはWA州政府デビッド・テンプルマン環境大臣が決定する。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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