VIC州、遺伝子組換作物解禁か
他の州にも波及の可能性
5月13日付フェアファクス系紙は、法的にVIC州が2008年2月に遺伝子組み換え(GM)作物のモラトリアムを解除することができると報道した。VIC州政府には連邦政府と農業団体からモラトリアム解除の圧力がかかっており、ブラックス政権もモラトリアムの廃止に向けて動いているとされている。連邦政府のピーター・マクゴーラン農業大臣は、前進の時だとしており、「GM作物の環境や経済に対する利点を信じている。従来の品種に比べて雑草、昆虫、塩害に強く、水も少なくて済む遺伝子組み換え品種を栽培することができれば、現在のような干ばつの時期には農家にとっては大きな利益がある。もしGM技術を利用できなければ農家はこれからも大きな負担を強いられるだろう」としている。また、VIC州政府のジョー・ヘルパー農業大臣は、「モラトリアム期限が近づけば、VIC州政府も業界団体や一般消費者と協議する。人や環境の健康問題は、連邦政府の『遺伝子技術規制局』が管轄しており、州政府の管轄はマーケティングと生産の問題だけ」と語っている。しかし、14日には、ジョー・ヘルパー大臣が、「来年の2月にモラトリアムを解除すると決まったわけではない。延長するか、自然廃止するかはこれから協議を通して決定する」と語っている。さらに、「連邦政府の規制局は、現在禁止されている遺伝子組み換えカノーラの2品種が、人にも環境にも通常のカノーラ以上の危険がないことを確認した」と述べた。しかし、VIC州政府は、遺伝子組み換え作物モラトリアムを解除した場合の市場への影響を重点に決定することになる。VIC州は2004年にGMカノーラの商業ベース栽培を禁止しており、QLD州とNTを除く全ての州・準州でモラトリアムが敷かれている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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