コールズ買収競争から脱落
大手プライベート・エクイティ会社
5月29日のロイター・ニュースによると、10社を越える小売りチェーン企業を抱えるコールズ・グループ・リミテッド買収を狙っていたコンソーシアムから大手プライベート・エクイティ会社のコールバーグ・クラビス・ロバーツ社(KKR)とCVC社が撤退した。ただし残ったコンソーシアムは依然としてコールズ買収を目指している。5月28日、CVC社が撤退を発表して数時間後、KKR社も「2週間のデュー・ディリジェンスの後、コールズ系列の一部事業の健全性に不安がある」として、撤退を表明した。ホルスト&カンパニーのアナリスト、デビッド・スプライ氏は、「国内複合事業体ウェスファーマーズの猛烈な攻勢で、買収価格がKKRやCVCが上限と決めていた金額に近づいており、ウェスファーマーズの手強さに、現在の価格水準ではリスクが大きすぎると判断したのではない」としている。ウェスファーマーズは197億ドル、一株あたりA$16.47を提示しており、すでに12.8%の株式を握っている。2006年8月にKKR社がコールズ・グループ買収計画を発表した際、コールズ・グループ取締役会はKKR社の提示を拒否、現在のコールズ・グループ株価は当時よりも50%高くなっている。両社撤退の情報に、コールズ・グループ株が0.4%下がって$17.38、ウェスファーマーズも0.3%下がって$A37.79になった。KKR社は、デュー・ディリジェンス中にベイン、ブラックストン・グループ、カーライル・グループ、TPG、ウールワース・リミテッドもコールズ資産を閲覧したが、KKRグループとチームを組むかどうかを明確にしていなかった。ウェスファーマーズ社は、5月25日からデュー・ディリジェンスを始め、5月29日にはオフィスファークスとターゲットのマネージメント・プレゼンテーションにも出席した。ウェスファーマーズ社は、マコーリー銀行の他プライベート・エクイティ・グループのパーミラ、パシフィック・エクイティ・パートナーズと組んでいる。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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