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社会 - 2007年5月27日

シドニー、メルボルンでソリー・デー集会

先住民族との民族和解に向けて
 先住民族アボリジニを国勢調査の対象にすることを決める国民投票が圧倒的な率で可決されて40年、その記念日を前に、先住民族に対するオーストラリア国家の過去の犯罪行為を謝罪する「ソリー・デー」行事がシドニーやメルボルンで開催された。1996年以来、ハワード政権は、謝罪も民族和解も「喪章史観」と拒否しているため、行事は政府抜きまたは反政府モードで行われている。5月26日、シドニーはサーキュラ・キーの第一次船団公園で集会が開かれ、10年前に発表されて以来ほとんど何の政策化も行われていない「人権機会均等委員会(HREOC)」報告書の「Bringing Them Home」が焦点になった。集会は労働党環境担当のピーター・ギャレット議員の挨拶、アボリジニの演奏や踊りなどエンターテイメント主体で進められたが、連邦政府の政策で親から無理矢理引き離された「盗まれた世代」の体験者が身の上話を語ると会場から怒りの声がわき上がった。90.77%の人が賛成票を投じた国民投票では、同時に連邦政府が先住民族のための法律を制定する権限も与えた。メルボルンで開かれた集会では、活動家で映画作家のリチャード・フランクランドさんが、「非アボリジニは自らを許し、アボリジニが非アボリジニを許せるよう行動すべきだ。そこから共に歩み出そうではないか」と語った。また、「ジョン・ハワード氏は、過去から出てこないきわめて非人間的な政治指導者。オーストラリアは経済合理主義だけで生きる国ではない。もっと人間的な政府と人間的な指導者が必要だ」と語った。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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