現れて消えるのも超高速
ブルー・マウンテン高速道路構想
5月25日、ジョン・ハワード連邦首相は、1,000万ドルの予算で、4車線規模のブルー・マウンテン高速道路のフィジビリティ調査を始めると発表した。ただし、ハワード首相は一つ注文を付けた。このフィジビリティ調査にNSW州政府が同額を出資しなければならないというのである。元NSW州政府大臣を務め、今年の連邦選挙ではブルー・マウンテン市を含むマコーリー選挙区から出馬するボブ・ディブス氏が、「ブルー・マウンテンの有権者の歓心を買おうというハワード氏の手管だ」として、「しかも、今言い出しても、現実に予算が出るのは2009年だ。政府はもっと詳しい内容を示せ。詳細を見てから支持するかどうかを決める」と対応すると同時に、現在間道のようになっているベルズ・ライン・オブ・ロードに沿って高速道路を建設し、シドニーとの距離が短縮されることはブルー・マウンテンの西側の人々にとっては大きな関心事としている。ドライバー団体のNRMAは首相の構想を歓迎しているが、環境保護団体は、「世界遺産ブルー・マウンテンに大きな傷を残すことになる」と警戒している。ハワード首相は、「高速道路は地域の経済の刺激剤になる」としている。しかし、州政府が首相条件の「連邦と同額の1,000万ドル」を出資することを拒否しており、この構想も超高速で消えてしまう可能性がある。ブルー・マウンテンズ自然保護協会の代表は、「過去のフィジビリティ調査でブルー・マウンテンを越える高速道路は経済的に成り立たず、環境へのリスクが大きすぎると報告されている。すでにダメだと結論されている構想をまたぞろ持ち出す意図が分からない」としている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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