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社会 - 2007年5月25日

「人に馴れたクジラの態度変化が心配」

ホエール・ウォッチング観光業界が捕鯨反対運動
 5月24日、オーストラリア全土のホエール・ウォッチング観光業界の業者団体「Whale and Dolphin Watch Australia Inc (WADWA)」は、「日本のザトウクジラ捕鯨反対」の署名3万人分を集め、今週からアラスカで開催されるIWC総会に提出する。QLD州ハービー・ベイは「世界のホエール・ウォッチングの首都」を自認する地区で署名の2万人分もここで集められた。日本は、IWCメンバーとして商業捕鯨は1986年以来停止しているが、IWCが認めている「科学調査捕鯨」を続けている。ハービー・ベイでホエール・ウォッチング・ボートを経営する会員は、「日本は来夏に絶滅危惧種のザトウ50頭、マッコウ50頭、ナガスまたはヒゲ50頭、ミンク800頭の捕鯨を計画している。長年の捕鯨停止で、大陸東海岸を回遊するクジラも人間に馴れてきており、母クジラが子クジラを連れてボートのすぐそばまで来るようになった。もし、ホエール・ウォッチング・ボートと勘違いして捕鯨船に近づき、歓声の代わりに銛を撃ち込まれるようなことが起きれば、クジラは一切のボートを避けるようになるかもしれない。そうなればホエール・ウォッチングもおしまいだ」と語っている。ハービー・ベイは、ブリスベンから300キロほど北でフレーザー・アイランドへの港。同地には全国80のホエール・ウォッチング業者のうち12業者が集まっており、ドルフィン・ウォッチングは年中、ホエール・ウォッチングは7月から11月まで運行している。ハービー・ベイを訪れる観光客は国内国際合わせて300万人に上るとされており、沖を通過するクジラ頭数は7,000から8,000。「2004年には、飛行機からの観察で1日に33グループを確認したこともある」としている。オスは1日で通過してしまうが、子を連れた母クジラは3週間も滞在することがあり、空中に飛び上がる「ブリーチング」と呼ばれる行動も見られる。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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