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政治 - 2007年5月23日

「一度払えば以後は無料」

市民権試験、合格するまで何度でも可
 移民が市民権を取得する前に義務化される「市民権試験」は、一度料金を払い込めば、以降合格するまで何度でも無料で受けられる。ハワード政権の発案で導入されることになったこの試験は、市民権申請者のオーストラリア史、地理、文化、伝統の知識と必須英語力を調べるもので、出題も回答もコンピュータ化されており、自動車免許学科試験と同じ要領。ただし、ピーター・コステロ財務相の2007年度予算案で発表されたが、市民権申請料金は$120から$240に倍増された。試験は連邦選挙間近に施行される予定。予算委員会での質疑に答え、移民市民権省(DIAC)のピーター・バードス事務次官補は、先に試験を受け、その後に市民権申請と$240の支払いを行うことになると述べている。また同省のアンドリュー・メトカーフ事務次官は、一部メディアが報じた市民権試験問題なるものを否定し、「現段階で設問はまだ確定していない」としている。また、「試験問題の内容は、市民権申請者に無料で配布される資料の小冊子中にすべて記載されている内容から選ばれる」と答えた。具体的には、オーストラリア国旗、先住民族アボリジニの存在、連邦首都などの他、ユダヤ・キリスト教がオーストラリア国家の価値観の基礎であると答えられることなど。また、5月22日、同省は、市民権取得の要件として、試験で特定の2問または3問で必ず正解しなければならないという条件も検討中と発表した。労働党は、この試験を「白豪主義」同様と批判し、ダリル・メラム議員は、試験を「荒唐無稽、不快、卑猥」と評した。移民省は、「英語を必須条件に加えることで、政府出身の英語授業の需要が高まる」と予想している。現在、新移民は最大510時間の英語授業を無料で受けることができる。しかし、英語力合格水準が引き上げられれば、移民はさらに長時間英語授業を受けることになる。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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