温室ガス排出量の伸び、豪は世界一
エネルギー効率の悪さも先進国一
国際チームの報告書をアメリカの「Proceedings of the National Academy of Sciences」が出版した。オーストラリアへの言及では、この25年間、同国の二酸化炭素排出増加率は国際平均の2倍の高率になっている。一人当たりの排出量でも2004年の世界平均の4.5倍。アメリカよりわずかに低かったが、排出量増加率ではアメリカ、日本の2倍、ヨーロッパの5倍に達する。米豪両国の一人当たり年間排出量は5トンを超え、中国の5倍以上になる。オーストラリアは人口では世界の0.32%にしかならないが、排出量では1.43%を占めている。エネルギー生産量に対する二酸化炭素消費量は世界平均を20%上回り、エネルギー効率が世界平均を20%下回っている。GDP(ドル換算)あたりの化石燃料消費量も世界平均を25%上回っている。CSIROのラポウシュ博士がABCラジオで、「言い替えれば、オーストラリアはかなり努力をしなければならないということだ」と語っている。しかし、マルコム・タンブル環境相は、「報告書はオーストラリア単独ではなく、複数の国を分析している。オーストラリア・グリーンハウス・オフィスの統計の方が正確であり、経済成長に合わせて火力発電の排出量は増えているが、エネルギー効率は改善され、京都議定書の目標値達成に向かっていることを示している」と語った。労働党のピーター・ギャレット議員は、「選挙前だけきれいごとを言っても、ハワード政権のこれまでの情けない政策は隠せない」と批判している。緑の党のボブ・ブラウン党首は、「ビジネスにとっては、生産効率を改善し、コストを削減し、有害ガスの排出を抑制するいい機会だ」としている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
|