スタローン、ホルモン剤持ち込みを認める
シドニー、ダウニング中央地裁
2007年2月、シドニー国際空港でオーストラリアに入国しようとしたハリウッド・スター、シルベスター・スタローン氏は、禁止されている成長ホルモンのアンプル48本を税関で押収された。その後、宿泊先のホテルでも証拠隠滅のためにテストステロン剤のアンプル4本を窓から投げ捨てたとされ、連邦検察庁から起訴されていた。5月15日、その初公判がシドニー市内ダウニング中央地裁で開かれ、被告のフィリップ・ボウルテン弁護人が、「被告は違法薬剤のオーストラリア国内持ち込みを認め謝罪している。また持ち込み当時には、薬剤がオーストラリアへの持ち込みを禁じられていることを知らなかった」として、情状酌量を懇請した。一方、連邦検察庁のジョン・エイジャス弁護人は、空港税関で成長ホルモンを没収された後もテストステロン剤をホテルの窓から捨て、証拠隠滅を図った事実は犯罪の意図を示すものだとした。担当判事のポール・クロラン地裁副所長は、5月21日に判決を下す予定。スタローン氏は禁制の成長ホルモン、ジントロピンの国内持ち込みと同じく禁制のテストステロンの所持で有罪を認めている。事件は地裁で処理されているため、最高刑でも$22,000の罰金であり、スタローン氏が判決当日にダウニング中央地裁に出向く必要はない。被告弁護人は、「スタローン氏は、マスコミの報道で世界中に恥辱を味わった。今は情状酌量を与えてやれないか」と述べた。一方検察庁代理弁護人は、「判決には他の犯罪予備軍に対する警告の意味をもった判決を望む。スタローン氏のような有名人でも一般的なオーストラリア国民でも違いはないということを社会に伝えなければならない」と述べた。また、スタローン氏は、ジンタロピンが発見された時に、「処方されたものだ」と証言したが、検察側は、同薬はアメリカでも禁止されており、処方されることはないと反論した。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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