連邦政府が州政府の権限を一手に集中すべき
元連邦裁判事が示唆
5月15日、元連邦裁判事マレー・ウイルコックス勅選弁護士は、ACTの法律家協会でのブラックバーン・レクチャー紹介の辞で、連邦政府が州政府の権限を縮小してゆき、最終的に単一の中央政府と、州政府に代わる地方行政制度だけで国家を運営する方が良いかもしれないと語った。また、既に連邦政府は州政府に対して権力闘争に勝利していることをおおっぴらに認めてもいいのではないかともしている。また、連邦憲法を修正し、立法権をすべて連邦政府に集中させることを私なら勧める」と語った。社会的弱者を連邦憲法で保護し、全土同一の立法制度で運営することができるとしたが、このような改革は憲法の大規模な修正がなければ不可能だし、そうなると国を挙げての大騒ぎになることも確かだと認め、このような改革は何年か先にじわじわと発効するようにした方が成功のチャンスは大きいだろう」としている。連邦政府が州政府に影響力を行使するために、財政的権限を利用するというのは目新しいことではないが、近年その傾向が強まったことだけは確かなようだとしている。ウイルコックス判事は、連邦政府の「会社法権限(corporations power)」により、連邦政府は、およそ全ての所管分野で州政府に対してその意志を強制することができるはず」としている。また、「現在のような連邦政府が必要と考える人もいるが、それなら連邦制度の機能を向上させてみせてほしい。連邦制度を保存するのなら、憲法で定められている権限の配分を根本的に再検討することが必要」と語った。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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