クリケット・チーム、ジンバブエ遠征禁止
連邦政府、パスポート停止で対応
ジンバブエのロバート・ムガベの独裁体制に反対の姿勢を示している連邦政府は、クリケット・チームにジンバブエ遠征を中止するよう求めていたが、政治とスポーツを切り離したいとするクリケット・オーストラリア(CA)は、欠場すれば240万ドルの罰金がムガベ政権に行くこともからみ、第三国での対ジンバブエ・チーム戦を対案として出すなどしていたが、5月13日、ジョン・ハワード連邦首相は、政府がCAに対して9月の遠征を中止するよう指示し、法的根拠として、連邦政府の移民省がパスポート効力停止の裁量権を握っていることを挙げた。ハワード首相は、「ジンバブエがこれほど極端な状況でなければ、ジンバブエとオーストラリアのクリケット・ファンをがっかりさせることはしなかったかもしれないが、ワールド・カップ・チャンピオン・チームのジンバブエ訪問は、ムガベ独裁政権のプロパガンダに使われかねない。ムガベには非難のメッセージを送らなければならない」と語った。さらに、「このように重要な外交方針決定を豪のクリケット・プレヤーの重荷にすることは公平ではない。究極的に政府が責任を取ってばつを受ければいいではないと考えた」と語っている。CAのジェームズ・サザーランド理事長は、遠征を実施する方法を考えているとして、「どこか中立国で試合ができないか検討している」としつつも、「政府の遠征禁止措置で少なくともシリーズの不確定要素はなくなった。国際クリケット会議(ICC)の規則によれば、政府が禁止した場合にはCAが欠場の罰金を支払う必要がなくなる」と語った。また、豪クリケット・キャプテンのリッキー・ポンティングは、政府の決定を支持しつつも、ジンバブエでクリケットをプロモートすることも大切だとしている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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