VIC、州政府、鉄道網を買い戻し
「民営化は根本的に失敗」
4月16日、VIC州政府のリン・コスキー運輸相は、州鉄道の民営化は失敗だったとして、農村部の鉄道網を買い戻したと発表した。政府は1億3,400万ドル近い額で鉄道網を買い戻したが、車両運行などは従来通り民間企業が行なう。VIC州の鉄道施設は、ジェフ・ケネット前VIC州政府が、1999年に45年間にわたり15年更新の条件で、アメリカ企業レールアメリカの子会社フレイト・ビクトリア社に1億6,300万ドルで売り渡していた。しかし、コスキー大臣は、「民営化のため、政府が鉄道インフラストラクチャの改善を行なうことができず、また企業競争推進もできず、根本的に失敗だった」としている。トル・ホールディングズ社が2006年の選挙前に「農村部鉄道網リースを政府に1億3,380万ドルで売り戻した」と発表していたが、売買契約は4月13日に締結された。トル・ホールディングス社の発表当時、ポール・リトル社長は、「同鉄道網の利用者が少ないため、事業を継続するために常に苦労していた。もともと鉄道は経営上の利益を得るために苦労するのが普通で、鉄道網を強化するという目標さえ通常の経営上の利益を上げることができない」と語った。VIC州鉄道網の営業が成り立たない理由として、穀類輸送貨物に依存しているからだとしている。コスキー大臣は、メルボルンの公共交通機関民営化は成功しており、買い戻しはしないとして、「メルボルンの鉄道は、コネックスにしてもヤラ・トラムズにしても、2003年に政府がインフラを改善する取り決めを結び、成功しているが、農村部の鉄道網はそういうわけにいかなかった。また、買い戻した鉄道網には今後相当額の投資が必要だとしている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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