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社会 - 2007年4月27日

より豊かでより賢い豪国民

ただし環境問題では悪化
 4月26日、オーストラリア統計局が、「Measures of Australia's Progress(オーストラリアの発達指標)」と題してこの20年の変化を比較する数字を発表した。この10年で平均期待寿命は男子が4年伸びて78歳、女子は3年伸びて83歳に達した。教育では人口の60%が高等教育修了資格を持ち、失業率は10年前の8.2%から4.9%に下がっている。健康と教育が向上したおかげで国民一人当たりの資産も増え、一人一人が平均$237,000の資産を持っていることになる。いいことばかりではなく、マイナス面もある。何よりも環境が犠牲になっている。オーストラリア領海の水産資源では、魚種の3分の1が乱獲で資源が減少しており、また陸上でも絶滅、絶滅危惧、危機種とされる鳥類、ほ乳類が119種から171種と44%も増え、また、森林開墾は依然として年間30万ヘクタールにものぼる。「絶滅、絶滅危惧、危機種とされる種の数はオーストラリアの鳥類、ほ乳類の種総数からみればごく少数だが、少数の種の個体数減少も生態系全体に影響し、生物多様性がさらに衰退することになる」としている。豪自然保護財団の持続性プログラム・マネージャは、「オーストラリアの豊かさが大規模な環境問題解決の機会とならなければならない。私達は考えられないくらい豊かだが、自然の光の中に出かけてゆき、何の心配もなく水を飲むことができなければ豊かというだけでは十分ではない。生活の質も大切だ。私達は子供やその子供達から生活の糧を取り上げて暮らしているのかもしれない」と述べている。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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