盲人パイロット、ダーウィン到着
ロンドンから47日
4月23日午後5時半(CST)、3月7日にロンドンの空港を発ったマイルズ・ヒルトンバーバーさん(57)は、シドニーへの旅の途中、乗機のマイクロプレーンでダーウィンの滑走路にタッチダウンした。地上に降り立ったマイルズさんの第一声は「とても気分がいい。素晴らしい国に来られて、なんと素晴らしいことか」だと伝えられている。3児の父マイルズさんは失明して25年になるが、その経験を活かしてイギリスのダービーでモティベーショナル・スピーカーを務めてきた。そのマイルズさんが発展途上国の失明予防のために250万ドルの基金を集める飛行記録樹立を思い立ち、マイクロプレーンの操縦装置をコンピュータの音声認識や体に留めた特製キーボードに接続する改造を行ない、今回の快挙に挑んだ。二人の副操縦士が常に同伴し、管制塔との連絡を受け持った。マイルズさんは、1919年のロンドン・シドニー間エア・レースのコースをたどって、ヨーロッパ、地中海、中東、パキスタン、インド、ビルマ、マレーシア、インドネシアなど18か国を通過してきた。レバノンの山脈を越える時は摂氏零下25度の高空を体がむき出しのマイクロプレーンで飛んだ。一度は4月22日にインドネシアのクパングを離陸したが、強い向かい風のため、WA州のクヌヌラに臨時着陸しなければならなかった。「長旅で疲れたでしょう」と質問されて、「いいや、ここはまっとうな土地だ」と答えた。4月末にシドニーに飛び、21,722kmの飛行を終えれば、視覚障害パイロットの世界記録を樹立することになる。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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