ジョン・ハワード連邦首相を批判
医学ジャーナルが異例の政治発言
イギリスの医学ジャーナル「ランセット」誌最新号が「オーストラリア:不安と怠慢」と題した論説を掲載、「ジョン・ハワード連邦政権は、医学の臨床と研究の水準は世界的に優れているというオーストラリアの名声を危うくしている。有権者は、今年末の連邦選挙でハワード政権に反対の投票をすること」という異例の呼びかけを行なった。「ジョン・ハワード首相が医学界の立場に無関心で、しかもハワード氏自身や政府ほどの自信を持たない者には心底我慢できない偏狭な性格が災いし、ーストラリアの名声は危機にさらされている」と述べ、ハワード連邦首相が、「HIV陽性の者の移民を禁止することを検討している」と声明したことを「ハワード首相の傲慢さ」の例証として挙げている。また「先住民族の保健問題について言挙げする者はポリティカリ・コレクトと道徳的正義を掲げたいだけだ」と揶揄したアボット大臣を非難し、マルコム・タンブル環境相の気候変動に対する態度も批判し、「現在のオーストラリア政界は能力をかなり下回る成績だ」と切り捨て、「一見進歩的で包摂的な文化はオーストラリア社会の非常に頑迷な政治的保守主義という伏流を反映していない」として、「ハワード政権は、学会の独立した意見を封じるために猛烈な努力をつぎ込んできた」という科学者イアン・ロウの言葉を繰り返し引用した。結論として、「ランセット」誌は、次期選挙で、オーストラリア人の保健医療科学に新しい光を取込むよう呼びかけた。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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