有害廃棄物、ドイツに輸出
ドイツのコミュニティ・グループ猛反対
4月16日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙の報道によると、シドニー南部のボタニーに、15,600トンのヘキサクロロベンゼン(HCB)を含む産業廃棄物の化学物質や除草剤が船積みを待っている。この物質は(日本でも輸入が禁止されており)非常に有毒なため、オーストラリアではその取り扱いはロボットを使っている。この積荷は、塗料、接着剤、農薬など広範な化学物質メーカーを傘下に収め、爆薬メーカーとしては世界最大のオリカ社の所有で、同社は、オーストラリア国内にはこれだけの量のHCBを適切に処分する能力がなく、その能力があるドイツに送って焼却処分するとしている。しかし、ドイツのコミュニティ・グループは、オーストラリア政府にHCBの焼却処分計画を禁止するよう求め、3月にマルコム・タンブル環境相宛の電子メールで、「このように非常に有毒な産廃物を地球の反対側まで輸送して、ドイツの地域社会にその負担を押しつけることは間違っている」と訴え、同時にドイツ当局に対しても同廃棄物の輸入禁止を要求している。タンブル環境相は、まだ輸出認可に署名していないが、大臣の科学顧問は輸出を認めることを勧めたとされており、オリカ社も輸出認可が出ると楽観している。野党労働党のスポークスマン、ピーター・ギャレット議員はボタニーも選挙区に持っており、オリカ社の計画を支持すると語った。2003年から2005年にかけて、オーストラリアからの危険物質の輸出は事実上倍増している。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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