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国際 - 2007年4月15日

アフガニスタン増派は逆効果

豪国立大学アフガニスタン専門家
 4月15日、キャンベラのオーストラリア国立大学アラブ・イスラム研究センター理事長アミン・サイカル教授は、豪軍がアフガニスタンでタリバン指導者を重点標的にして作戦を展開することは、むしろアフガニスタン国民の間に駐留軍に対する敵意をかき立てると発言した。また教授は、アメリカと同盟国のアフガニスタン侵攻時に十分な規模の戦力を送り込まなかったために重大な機会を逃したとしている。タリバンやアルカイーダだけでなく、アフガニスタンのケシ栽培者、麻薬密売グループ、軍閥などがその後再結集し、組織を再編成したと語っている。先週にはジョン・ハワード連邦首相が、アフガニスタン国内のタリバン根拠地と目されているオルズガン県に特殊部隊300人を増派し、タリバン指導部壊滅を狙う。来年には合計1,000人を超える豪軍兵力がアフガニスタンに駐留することになると発表したばかり。サイカル教授は、ネットワーク・テンに出演し、「アフガニスタンのハミド・カルザイ大統領やNATO諸国を含めた世界のカルザイ大統領支持国は、タリバンとの対話を通じて国内和解を図ろうとしているが、アメリカとオーストラリアは、未だにタリバン指導部壊滅を戦略に掲げている。しかし、アメリカやオーストラリアは、タリバンの指導者と指導者でない者をどうやって区別するつもりか理解できない。タリバンの指導者を殺害すればするほど、アフガニスタン国民の間にアメリカとオーストラリアに対する敵意が高まるばかりだ」と語り、「死傷者が出ないことを願っているが、現在のアフガニスタンは3年か4年前よりはるかに危険な状況になっている。パキスタンとの国境地帯は特に危険だ。戦闘も激しくなることだろう」とした。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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