四角い赤い新星
豪天文学者、米天文学者と共同で発見
4月13日、シドニー大学物理学部のピーター・トゥシル主任講師は、米コーネル大学のジェームズ・ロイド氏と共同で奇妙な新星を発見したと発表した。この新星は「Red Square (赤い四角)」と名付けられたが、撮影された限りではもっとも対称的な双極星雲で、大気による像のゆがみを取り除く補償光学という手法を用いて撮影された。トゥシル氏とロイド氏は、アメリカの天文学者が勧めている4年にわたる新星誕生の観測中にこの新星を発見した。トゥシル氏は、「新星の誕生を研究しており、若い形成中の星を探していた。赤い四角も新星の特徴を示していたが、実は古い星でこれから膨張するところのようだ。このような発見は度々あるものではない。すごいのは、複雑な直線と厳密な対称性だ」と語っている。この赤い四角は、正反対向きの2つの円錐形空洞があり、何本もの直線が空間を貫通している。トゥシル氏は、「天文学者は、今後何年間もこの直線の正体を研究することになるだろう。撮影した画像は、赤い四角の立体的構造を示唆している。ひょっとするとこの直線は、極を結ぶ軸の周囲を取り巻く楕円の輪なのかも知れない。このような極輪は、望遠鏡発明以後に肉眼でも観測できる唯一のスーパーノバ、SN1987Aが爆発した時にも突然現われ、天文学者の目を惹いた。赤い四角の画像から立体像を思い描くことができれば、天文学上もっとも有名なSN1987Aの画像をよく見てもらいたい。赤い四角は極輪発生の様子を示すものになると思う。発見の報告は4月13日付Science誌に掲載されている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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