ウェスファーマーズのコールズ買収計画
金額をめぐってコールズ取締役会と攻防
4月3日、ウェスファーマーズを最大参加企業とするコンソーシアムは、コールズに対して、総額197億ドルの買収額を提示した。この額で決着するだけでも豪史上最大の企業買収になるが、コールズ取締役会はまだ決定をためらっている。ハードウエア小売りチェーンのバニングズその他の企業を所有するウェスファーマーズは一株あたり$16.47を提示したが、コールズはこれを拒否した。ウェスファーマーズのリチャード・ゴイダー社長は、「コールズの株主には当方の提示額が魅力的だと思う」と語っている。このままウェスファーマーズの買収が進まない場合には、アメリカのエクイティ・コンソーシアムのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)がウェスファーマーズより高い額を提示してくる可能性もある。KKRはカンタス買収コンソーシアムにも参加している。ウェスファーマーズは、すでにコールズ株式の11.3%を握っており、買収が成功すればグループを再編成し、コールズ・グループ傘下のオフィスワークスとターゲットをまず最初に所有するが、パシフィック・エクイティ・パートナーズやマコーリー銀行も、スーパーマーケットのコールズ、酒類販売チェーン、サービス・ステーション・チェーン、Kマートなどを手に入れる。ゴイダー社長は、「当コンソーシアムがコールズを買収すれば、コールズ・グループはオーストラリア企業として存続し、ACCCや外国投資審査委員会(FIRB)の審査を必要としない。コールズの株主はコールズがどこの手に落ちるかを気遣っていると思う。コールズ・グループの食品、酒類小売りチェーンは注意が必要だが、コンソーシアムのパートナーがそれぞれの業績を改善することができる」と語っている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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