イッキ食いと絶食癖が増加
「肥満ヒステリアが原因」と専門家
4月30日、ジェームズ・クック大学の精神医学科のフィリッパ・ヘイ教授のグループは、1995年から2005年までSA州で行なわれた2件の調査を分析し、その結果を報告書にまとめた。統計の数字は、2005年には人口の5%が大食に走るか、絶食や「体内浄化」に走るかの両極端の「食欲異常」を患っていたことを示している。1995年にはこの数字はわずか2%だった。SA州の調査は3,000人を対象にして実施されたもので、比較的軽度の「食欲異常」は10年で倍増しているが、もっと重度の拒食症や大食症の発生率は比較的安定している。ヘイ教授は、「SA州の数字は全国傾向と一致している」と語っている。30日にゴールドコーストで開催中の全国精神科学会でこの報告を行なうことになっているヘイ教授は、「私達も驚いたし、心配にもなった。このような問題はこれまで考えられていたよりもっと広まっていることは確かだ」と語っている。また、調査から、ほとんど毎週のようにイッキ食いや体重制限失敗などの食欲異常を示す人の数はこの10年で4.7%から11%に膨れ上がっており、食欲異常が亢進していると見られる人が2%から4.6%に増えている。このような人は、体重、体型、ボディ・イメージを極端に気にしており、精神的にも不安定な場合が多い。しかし、ヘイ教授が気がかりとするのは、絶食、体内浄化や体重抑制のために下剤を使うなど不特定の食欲異常の増加である。教授は、「一方に肥満の問題があるが、肥満は慎重に管理しなければ、反対の極端になる可能性がある」と警告し、何よりも健康的な食生活と運動が必要としている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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