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社会 - 2007年4月29日

注意欠陥多動性障害治療薬に待った

処方件数が急激に増加
 4月26日付ニューズ・リミテッド系紙の報道によれば、野党保健スポークスウーマンのニコラ・ロクソン議員が、「注意欠陥多動性障害(ADHD)治療薬の処方ガイドラインが2005年12月に停止されており、医師の圧力にもかかわらず新しいガイドラインが未だに発表されていない。政府は明確なガイドラインを緊急に実施しなければならない」と語った。先にNSW州のコンロン裁判官が、「過去15年の間にADHDと診断された子供にADHD治療薬を処方するケースが25倍にも増えており、副作用として粗暴性が現われている」と、安易なADHDと投薬処方を批判した。NSW州だけでも14歳未満の学童32,000人がリタリンを服用しており、注意散漫な子供や「いたずらの過ぎる」子供をすべてADHDで片づけ、興奮剤系のリタリンを安易に処方する実態が明らかになっている。1992年には11,114件だったリタリン処方が、2006年には264,000件にのぼっている。コンロン裁判官は、「ADHDと診断されて服薬している子供が法律違反者として大勢少年裁判所に送られてくる。何人来たか数え切れないほどだ」と語っている。ロクソン議員は、「医者も親も長い間何も知らされずにきた。薬を必要としない子供には処方しない、必要な子供には適切に処方する臨床的ガイドラインが急がれている」と語った。コンロン裁判官は、20歳の青年に、暴行とわいせつ行為で15か月の判決を言い渡したが、青年は6歳の時からリタリンを処方されていたと語っている。また、その青年を担当した精神分析医は、青年が16歳で投薬を中止した時には境界性人格障害の徴候を示していたとする書類を提出、「リタリンが脳障害や永久的な人格変化を引き起こすことはよく知られている」と述べている。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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