スノーイー水力発電所が渇水
揚水発電に切り替え
3月29日付フェアファクス系紙の報道によると、NSW州南部のスノーイー・マウンテンズ水力発電所は、うち続く干ばつのため、平均貯水量が最大貯水量の12%にまで下がり、ガスおよび石炭の火力発電で操業を続けている。同発電所はNSW州、VIC州、連邦政府の共同所有する発電会社だが、貯水量が足りなくなったため、火力発電所が供給する夜間割引料金で揚水ポンプを稼働し、下流の水を貯水池に汲み上げた上で、昼間はNSW州南部テュマット付近のテュマット第3水力発電所に送水して発電している。揚水のための電力は、VIC州ラトローブ・バレーの旧式ガス火力発電所から供給を受けており、同火力発電所は発電量に厳しい環境条件が課せられている。またスノーイー水力発電所はVIC州環境保護庁(EPA)に、同ガス火力発電所の厳しい環境条件を緩和するよう要請しており、VIC州内の他の火力発電所経営者は、「やりすぎだ」と怒りを隠せない。「昨年、水力発電所は、再生エネルギー認定資格を満たすため、むやみやたらに操業していた。今になって他の火力発電所が代償を支払わされている」と批判した。EPAの許可規則では、スノーイー水力発電所は、年間876時間までガス火力発電を利用することを許されているが、2007年になってすでに576時間も使っている。同水力発電所スポークスマンは、「EPAに許可条件変更を申請したことはない」と語っているが、以前にエージ紙のインタビューに答えて、「ガス発電が本命だと思う。これまでガス発電利用を探ってきたが、今も機会を探している」と語っている。揚水発電は、短時間で発電量を変化させられない火力発電や原子力発電が、昼間と夜間の電気消費量の変化に対応するため、電気消費量が下がる夜間に余剰電力で水をダム湖に揚げる方法だが、スノーイー発電所の場合は立場が逆になっている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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