「ヘル・ベントー」映画作家、「禁じられた嘘」発表
「禁じられた愛」のノーマ・コウリの足跡をたどる
アメリカに住むヨルダン人女性ノーマ・コウリさんは、ヨルダンのイスラム教徒の女性がキリスト教徒に恋し、父親に「家族の名誉のために」殺されるという筋書きの小説「禁じられた愛」を実話として発表し、世界的に話題になったが、出版直後からヨルダン出身のイスラム教徒女性達から土地や習俗に関して間違いが多すぎるという指摘があり、オーストラリアのジャーナリスト、マルコム・ノックスさんが調査した結果、コウリさんがヨルダンに居住していた事実もなく、そればかりか、コウリさんがアメリカ国内では詐欺容疑でFBIに調べを受けていることも暴露され、出版社が同書を絶版にする騒ぎになった。日本を題材にした映画「ヘル・ベントー」の作家アンナ・ブロイノウスキーさんは、この2年間、ノーマ・コウリさんと友好を続け、ドキュメンタリー映画でコウリさんに無実を証明する機会を与えたかったと語っている。ブロウイノスキーさんは、AAPに、「彼女のペテンはまったく驚くほど」として、「映画では彼女の行動の動機を追った」と語っている。映画では、コウリさんが子供時代に父親に性的虐待を受け、19歳で結婚した後は夫の暴力を受け続けたことが警察の調書記録で裏付けられている。「近親相姦と夫の暴力が今の彼女を作ってきたと言えるし、彼女の軌跡に新しい光を当てることになった」と ブロウイノスキーさんは語っている。また、2年間の交友と撮影でもコウリさんに何度も騙されながらも、公然と嘘を認めるコウリさんを憎むことができない、とも語っている。2月25日のアデレード映画祭で公開された「禁じられた嘘」について、ブロウイノスキーさんは、「映画を見終わって、観客が彼女を憎まないことを望む」としている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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