チェイニー米副大統領、きょう豪州入り
シドニー市内でブッシュ大統領訪豪以来の厳戒態勢
米政権のディック・チェイニー副大統領がきょう22日、豪州入りする。この訪豪に向け、ニュー・サウス・ウェールズ(NSW)州警察は、ジョージ・ブッシュ米大統領の2003年10月の訪豪以来という最大規模の厳戒態勢を敷く予定。シドニー市内がテロの標的となり得る危険性が高いため、NSW州全体から数百人の警官が招集され、同副大統領が車で市内を移動する際の警備にあたる。州警察は、同副大統領が滞在する3日間は、道路の進入禁止と抗議団体のデモ活動のため大渋滞が発生する恐れがあると警告している。州警察のテリー・コリンズ副長官は「チェイニー副大統領がテロ関連の脅威にさらされる危険性が高いことから、非常に大規模な警備を実施する」と述べている。明らかなテロリズムの脅威はないと見られるが、テロ容疑で拘束中のデビッド・ヒックス被告に対する米政府の対応に怒りを見せる抗議団体のデモ活動は予想されるという。チェイニー副大統領の公務はあす23日、豪米両国の要人に向けた豪米関係に関するスピーチを皮切りにスタートし、シドニーのビクトリア・バラックスを訪問して豪軍兵のイラクとアフガニスタンでの活動に感謝の意を示した後、ケビン・ラッド野党党首との会談に入る。ジョン・ハワード首相は、23日はキャンベラで州政府と水資源問題についての議論を行うため、24日に同副大統領と会談する予定。チェイニー副大統領は25日に豪州を出発する。
チェイニー副大統領の警護に関しては、同副大統領の武装警護隊がシドニー市内で銃を所持できるようにするため、豪連邦政府がNSW州政府に対し州法の変更を求めていたことが報じられている。州政府が16日に内密に告示した変更は、ケン・モロニー州警察長官に対し、外国政府の武装警護隊の銃所持に許可を出す権限を与えている。ジョン・ワトキンス同州警察相は、この変更は包括的なものではないとし、「あくまで州警察長官が許可を出す条件が整い、連邦政府から直接の依頼を受けた場合にのみ適用する」と話している。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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