チェイニー米副大統領訪豪で抗議活動も
米側「抗議も言論の一部として受け止める」
米政権のディック・チェイニー副大統領が今週中に訪豪するにあたり、豪州国内での抗議活動が予想されている。同副大統領は今回、日本とグアム、豪州を訪問予定だが、豪州ではテロ容疑で拘束されているデビッド・ヒックス被告問題と、依然として反論の強い対イラク政策への懸念が増大している時期の訪問となる。同大統領の行動予定の詳細は一切公表されていないが、米国主導のイラク侵攻の立役者と見なされている同大統領に対して反戦団体が抗議活動を起こすことは不可避と見られている。シドニーの「ストップ・ザ・ウォー連合」は、同大統領がオーストラリアに到着する22日に、シドニーのタウンホールに結集する予定。また、同大統領が23日に豪米関係についてのスピーチを行うシドニー市内中心部のシャングリラ・ホテル周辺でも、大規模な抗議活動が計画されている。米国側は、抗議も受諾も豪米両国が認める言論の自由の一部として受け止めるとしており、ロバート・マッカラム米大使は「政治においては(中略)抗議も含めて言論の自由を尊重することが多い。平和的な抗議活動である限り(我々もそれらを受け入れる)。オーストラリアでの抗議活動は平和的であると予想している」と述べている。チェイニー副大統領が訪豪する5日間のうち、23日、25日、26日は連邦議会が開かれる予定だが、同副大統領が首都キャンベラ入りするかどうかは明らかにされていない。同大統領とジョン・ハワード首相は24日に会談する予定。ハワード大統領は、ヒックス被告がキューバのガンタナモ・ベイで裁判も受けずに5年間も拘束されていることへの豪州側の憤りを今回の会談で表明すると公約している。また、ケビン・ラッド野党労働党党首は23日に同大統領と会談する。労働党は、2万人以上をイラクに増派するというジョージ・ブッシュ米大統領の戦略に批判的。この新戦略について説明し、豪政府の確固たる支持と豪軍の協力に感謝の意を示すことは、チェイニー副大統領の今回の訪豪における重要な役割とされている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
|
オーストラリア発最新ニュース
国際のニュース
過去の記事
|