ハワード連邦首相、州首相の提案拒否
「州首相達は水資源を政治の駆け引きに利用」と批判
2月8日、ジョン・ハワード連邦首相と州首相準州主席大臣は、連邦首相が100億ドルの予算を約束してマレー・ダーリング盆地の移管問題を検討したが、合意に至らず、2月23日に3回目の話し合いに入る。連邦首相は、SA州のマイク・ラン州首相が提出した、独立官庁に水系管理を行なわせる案を「代表民主制に反する」と拒否し、VIC首相が提案した、「管理権の連邦移管を明文化せず、各政府間の合意覚え書きに留めてはどうか」という提案にも「覚え書きなど簡単にホゴにできる。権限の明記がない限り機能しない」と拒絶した。また、マイク・ラン州首相の「どんな合意も(一定期間後に検討して存続廃止を決める)サンセット条項にしてはどうか」という提案にも、「サンセット条項は事態を不明確にするだけだ」と拒否した。また、ケビン・ラッド労働党党首が話し合いに参加の意を表明したことについても、「労働党州政府の助けでラッド氏がこの問題に割り込みたいのだろうが、これは政治の駆け引きに使う問題ではない、労働党政権の役割は連邦首相の私に協力することだ」と述べた。しかし、100億ドルの予算の配分も不明確であり、マレー・ダーリング水系から抜け落ちている支流がいくつもあることが指摘されるなど、不備なままの移管案を「州にとっても有利な提案。呑まない者がおかしい」という首相の態度には、NSW州のモリス・イエマ首相を除き、幾人かの州首相も「白紙小切手を切るわけにはいかない」と屈服する様子はない。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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