ウォーター・サミット、今夕に予定
マレー・ダーリング水系の連邦移管が焦点に
ジョン・ハワード連邦首相は、今夕の連邦・州・準州首相サミットでQLD州、NSW州、ACT、VIC州、SA州を説得し、100億ドルの整備予算と引き替えにマレー・ダーリング水系の管理権を全面的に連邦に移したいとしている。NSW州のモリス・イエマ州首相はハワード連邦首相の計画に賛同し、喜んで移管に応じる態度を示しているが、SA州のマイク・ラン州首相は、「現在、マレー・ダーリング水系河口のあるSA州は1,850ギガリットルの流量を保証されているが、連邦首相の計画にはそのことがまったく言及されていない。この段階で州の生命線とも言える水系の管理権を放棄することは自殺行為と言わざるを得ない」としている。また、「現在のマレー・ダーリング盆地管理委員会の構成は、各州の利害が複雑に絡んでおり、機能していないことは誰の目にも明らかだ。水系管理を巡る政争を避けるために、連邦大臣に説明責任を負う独立官庁の一括管理を提案する」としているが、ハワード首相は提案を言下に拒否している。VIC州、ACT、QLD州の2州1準州は、原則的には連邦移管を支持しているが、ハワード首相の非妥協的な態度に疑念を募らせている。また計画が急ごしらえの疎漏な内容だという指摘もつとにされており、1月8日付のオーストラリアン紙の報道では、マレー・ダーリング盆地管理委員会が、「基礎的環境管理を遂行するだけでも9億ドルが不足する計算」と警告している。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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