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社会 - 2007年2月08日

セルビア人とドイツ人、収容所か国外追放か

オーストラリア、「犯罪人輸出の国」に
 ロバート・ジョビチッチさんはセルビア人の父母のもとにフランスで生まれ、2歳の時にオーストラリアに移住してきたが、オーストラリア国籍を取らず、42年間無国籍者だった。ヘロイン中毒になり、犯罪を重ねた末、2004年6月、父母がセルビア人というただ一つの事実で、一度も行ったことがなく、身よりも生活のあてもないセルビアに追放された。セルビアでホームレスの生活を送りつつオーストラリア大使館の前に座り込み、2006年3月、人道的理由でビザを発給されたが、1月4日にビザが失効、ケビン・アンドリューズ移民相は、ジョビチッチさんに「セルビア国籍取得後にオーストラリア永住権を申請せよ。さもなければ入管収容所に拘禁する」と指示した。ジョビチッチさんは「私にとってセルビアはオーストラリアより遠い国」としてこれを断った。ジョビチッチさんは、ヘロインを断ち、ローラー・ドア取付業者に勤務している。1月6日、ABCラジオが、ジョビチッチさんに似た境遇のドイツ人を報道した。ハラルド・ケルツさんは30年以上前に両親に連れられてオーストラリアに移住し、永住権を取得した。その後ヘロイン中毒になり、犯罪を重ねた。1月2日、銃を構えた警察官がケルツさんが両親と住む自宅を急襲、ハラルドさんを逮捕した。ハラルド・ケルツさんは、犯罪歴のために身よりも仕事もないドイツに追放される可能性があるとされている。ケルツさんの小学校教師は、「賢く、希望に燃えた少年だった。悲劇だ」と語っている。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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