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政治 - 2007年2月05日

イラクの大量破壊兵器捜査専門家死去

「存在しない」進言無視され、抗議辞職
 イラク侵略の口実となった大量破壊兵器(WMD)の嘘を暴露する書簡をアレクサンダー・ダウナー外相が握りつぶした、と告発した化学兵器専門家ジョン・ジー博士がキャンベラで死去していたことが明らかになった。ジー博士は、豪が米主導軍の一員としてイラク侵攻した後、イラク調査グループ(ISG)の一員としてイラクの大量破壊兵器調査にあたった。かつて博士は、ABCラジオのインタビューに答え、「政府には、イラクにWMDはないと進言した。しかし、イラク調査グループがイラクでやっていることに不信を感じて辞職した。グループは知的な誠実さを感じられない仕事をしていた。WMDはワシントンでねつ造された話だと思う」と語っていた。博士が2004年3月にISGを辞職した時、政府に「WMD捜索はもとから間違っている。ISGはCIAの手先で動いているだけ」と書簡を送った。2006年8月には、「信じられる筋から、ダウナー外相が私の書簡を握りつぶすよう命令したと聞かされた」と公表した。「この話を伝えてくれた人たちの判断力と真実追求の真情を私は信じている。ダウナー外相は私の書簡が省外に出ないように抑えたかったのだ」と語っている。博士は、死の3日前のオーストラリア・デーに、「軍縮とWMD禁止の分野で国際関係に貢献した」ことを認められ、オーストラリア勲章を受けている。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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