米軍検察、ヒックス起訴事由を予告
豪政府は満足の意、豪社会は不満の意
2月2日、連邦議会96議員は連名で米連邦下院議長の民主党ナンシー・ペロシ議員宛に「ガンタナモ湾米軍刑務所に拘留されているデビッド・ヒックス氏のオーストラリア送還を求める書簡」をファクス送信した。96議員には3人を除く労働党議員、民主党、緑の党、無所属2議員の他与党からは国民党のバーナビー・ジョイス議員だけが名を連ねている。一夜明けた3日に、軍主任検事モリス・デービス大佐が、ヒックス氏を「テロリズムに物的支援を与えたことと戦時国際法違反の殺人未遂」の2件の容疑で近日中に起訴すると発表した。デービス大佐の発表は「誓約」であり、スーザン・クロフォード米軍事裁判官の証人を受けるまで公式に起訴されたことにはならない。デビッド・ヒックス氏は2004年8月に、共謀罪、非特権的戦闘員による殺人未遂、敵国幇助などの容疑で一旦はガンタナモ湾の米軍軍法委員会で起訴され、同氏はすべての容疑で犯行を否認した。この裁判は米国最高裁で軍法委員会そのものが違法とされた時に起訴が取り下げられている。前回とほぼ同じ内容の起訴事由には公正な裁判よりもどうしても有罪にしたい米政権の執念だけが感じられる。フィリップ・ラドック法務長官とアレクサンダー・ダウナー外相は、連名で「ハワード首相が要求した2月中旬起訴という期限を守ったことは喜ばしい」と声明した。しかし、国民の間には、ヒックス氏の行為の是非を超えて、米政権に従順で、自国民の権利を擁護しようとしないハワード政権に対する不満が高まっている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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