QLD、ビーティ州首相、冷静を呼びかける
パーム・アイランド事件に緑の党は特別調査委員会を要求
2004年11月19日、クイーンズランド州タウンズビル北方のインガム沖にあるパーム・アイランド・アボリジナル・コミュニティの警察署で拘置中のアボリジニ男性ムルルンジ・ドゥーマッジー氏(36)が死亡した。検視解剖の結果、腹部に猛烈な衝撃が加えられ、肝臓と門脈の破裂により死亡と診断された。この検視報告で「警官による殺人」に抗議する暴動が起き、首謀者と見なされたレックス・ウォットン氏が起訴された。2006年9月、州検視法廷でクリスティン・クレメンツ副検視官が、「クリス・ハーリー巡査部長がドゥーマッジー氏の腹部に数回にわたって暴行を加えた後留置場に放置、被害者は留置場内で死亡したと判断を下した。QLD警察官組合のゲイリー・ウィルキンソン組合長が報告書を「魔女狩り」と批判し、司法長官が組合長を「法廷侮辱罪」で取り調べるという事件が起き、組合長は後に謝罪した。12月14日、QLD州のリアン・クレア検事総長は、クレメンツ副検視官の判定を覆し、「ハーリー巡査部長の犯罪行為を示す証拠が不十分。訴追しない」と決定した。QLD州のアボリジニの間では白人政府に対する不信感が募っており、州首相はアボリジニ・コミュニティに検事総長決定を受け入れるよう呼びかけたが、緑の党のボブ・ブラウン連邦上院議員は、「ドゥーマッジー氏の死」と「検事総長の不訴追決定」の双方を連邦特別調査委員会で調査するよう要求する、「ここは1906年のアラバマ州ではない。2006年のオーストラリアだ」と発言した。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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