好き嫌いの多い子供に無理強いは禁物
かもしれないとクイーンズランド工科大学の研究者
同大学の発達心理学研究者リンダ・ギルモア氏は、拒食症、過食症あるいは単に大食らいなど摂食障害は、幼児期の食卓での権力争いが原因ではないかと考えている。親が好き嫌いの多い子供に「食べてしまうまで立ってはいけません」と繰り返していると、子供にとってはそれが「食事習慣」管理の権力闘争になっていき、成長してからの摂食障害につながるというのがその骨子である。ギルモア氏は2歳から4歳までの子を持つ304家族を対象に調べ、もう一人の研究者が、7歳から9歳までの子を持つ319家族を対象に調査した結果、好き嫌いは子供にとってはごく普通のことだった。ギルモア氏は、「料理をつくった親は、好き嫌いを人格的な拒絶と受け止めるか、行儀が悪いと考えがちだが、子供にとっては味や舌触り、時には色が気に入らないということもある。調査では、白い食べ物しか食べようとしない子供もいた」と語っている。「好き嫌いはころころと変わる。好き嫌いのあることが正常だと考え、親子関係で問題を複雑にすることはないのではないか」としており、拒食症や過食症は人口の3%程度だが、単に食べ過ぎという人はかなりいて肥満問題になる。「子供が何を食べるかという場面で自己管理を許されなければ、大きくなっても食事の自己管理ができないのではないか」という仮説を立てている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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