ハワード首相との交友関係は切り離して考える
ABC新会長モーリス・ニューマン氏の立場
現ABC会長のドナルド・マクドナルド氏が10年務めたABCを去り、新会長としてモーリス・ニューマン氏が連邦政府の指名を受けた。ニューマン氏は2007年1月1日に会長に就任するが、2年前に取締役会議の内容が漏洩されるという事件で辞任しており、復帰には複雑なものがある。報道陣から、ハワード首相との友好関係を問い質された氏は、首相との交友関係をABCの会長の決定事項に影響させることはしないと語った。ニューマン氏は、この指名についても連邦首相とは何の話し合いもしておらず、会長職の任務はABCの独立性を守ることだと述べ、「ジョン・ハワード氏との友好関係は彼が首相になる前からだし、それ以上のことでも以下のことでもない。ABC会長としての職務はプロフェッショナルとして遂行するのが当然」と語った。ニューマン氏の前任者だったマクドナルド氏もハワード首相の友人だが、ABC運営に関してはしばしば連邦政府と対立することがあった。これまで連邦政府閣僚がABCを「左翼偏向」と非難し、何度か調査が行われたが、細部で公平を欠く報道があったとしても全体としては公正という報告で終るのが常だった。むしろ、連邦政府側が理事会にジャネット・オルブレヒツェンやキース・ウィンズチャトルなど、「右翼偏向」論客を送り込んできたいきさつがあり、ABC内外には連邦政府の政治的介入を警戒する空気が強くなっている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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