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社会 - 2006年12月12日

NSW、キングス・クロスの「注射室」センター存続

州政府のジョン・ワトキンズ警察大臣
 麻薬を根絶できないのなら、せめて医療専門家の目の届くところで注射させることで死者を減らそうという構想で設立された「麻薬注射室」は開設当初から一部の宗教家や保守系政治家、識者、メディアの批判にさらされてきた。先日、中毒者がこの施設を利用して、覚醒剤系のアイスを注射していたと報道されると、州野党党首ピーター・デブナム氏が保守系タブロイド「サンデー・テレグラフ」に「アイスの影響を誰もが怖れている。そんな時に州政府はアイスの使用を大目に見るどころか推進さえしている」と語り、「注射室閉鎖」を要求した。ジョン・ワトキンズ警察相は、「センターは、麻薬過剰投与で死んでいたはずの1,800人を救ってきた。2007年10月まで存続させ、その後科学的評価を行い、方針を決める。注射室を閉鎖すれば誰もヘロインやアイスを使わなくなるとデブナム氏が主張するならまったく馬鹿げた発言だ」と反論し、また「アイスに関して、木曜日に全土の専門家がアイス・サミットを開いて話し合う。その結果を対策に活かすことができるはず」と語った。NSW州医療改革協会のスポークスマンは、ピーター・デブナム党首の発言を、「センター閉鎖は麻薬による死者を増やすだけ」と強く非難し、「政治家は、州の麻薬問題で安っぽい点数取りすることをいい加減やめるべきだ」とした。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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