国内諜報機関、非英語圏出身のスパイ88人を採用
アラビア語スパイが不足
12月28日付でオーストラリアン紙が報じたところによると、オーストラリアの国内諜報機関ASIOは、一説に1,000人いるとされる中国のスパイや国際テロ組織と関係しているといわれるムスリム過激派に対抗するため、非英語圏出身者を採用しているが、国内ムスリム・コミュニティに潜入して情報収集ができるアラビア語を母語とするスパイが不足している。2004年末以降、ASIOが採用した非英語圏出身者のほとんどは中国語に流暢なスパイで、オーストラリア国内で活動するテロリスト集団を監視する諜報治安機関の正雇用アラビア語使用者は1ダースにも満たない。しかも、アラビア語を母語とするスパイ就職希望者には、中東での行動などを含めた身上調査を厳密に行うため調査段階で時間がかかる。連邦政府のフィリップ・ラドック司法長官は、「我が国の諜報機関の人材調達を適正に行うために努力している。ASIOの規模は、2000年度と比較すると約2倍の1,200人ほどになる。また様々な経験と経歴を持った優れた職員を募集するため、画期的な募集キャンペーンを展開している」と語っている。司法長官スポークスマンは、2004年以来ASIO情報部員は78人から166人に増えたとしている。中国政府は、オーストラリア国内のスパイ活動を否定しているが、豪治安当局は、中国のスパイは外交官、ビジネスなどを隠れ蓑にして活動していると語っている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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