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社会 - 2006年11月26日

QLD、覚醒剤「アイス」の蔓延対策

「脳を冒す」ドラッグの危険
 11月26日、クイーンズランド州のピーター・ビーティ州首相は、依存性が高く、中毒者を廃人に追い込む覚醒剤アンフェタミン、通称「アイス」(日本では「シャブ」や「ヒロポン」)の蔓延に宣戦布告した。教育、リハビリ、向精神薬関係法規強化を柱とする「アイス・ブレーカー(砕氷船)戦略」で覚醒剤根絶を目指す。厚生、司法、救急、教育、警察などの専門家を集め、年内に戦略の具体的な構想をまとめるが、取り締まり戦略、学校やパブなどを対象とした教育キャンペーンなどの基本はすでにできている。学校や社会を通じて戦いを展開していくことも考えている。なるべく早く取りかかりたいとしている。また、スティーブン・ロバートソン厚生相は、薬局とも緊密に連絡を取り合い、アンフェタミン製造原料となるプソイドエフェドリンを含んだ風邪薬の販売に規制を設けるなどの措置を行なうとしている。クイーンズランド州ではすでに「プロジェクト・ストップ」という制度が実施されており、プソイドエフェドリン製剤の購入にはサインが必要で、購入者はインターネットの追跡システムで記録され、薬局を渡り歩いて大量のプソイドエフェドリン製剤を購入した者を捜査、2006年だけでも37人を逮捕、風邪薬などを溶解、エフェドリンに似た合成物質プソイドエフェドリンを抽出し、アイスを造る製造工場7か所を摘発、ドラッグ事犯で260件を起訴に持ち込んでいる。アイスの蔓延はQLD州だけでなく、オーストラリア全土に広がっている。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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