代替医薬の効果を本格的に調査
年間10億ドルの巨大産業
11月23日、トニー・アボット連邦厚生相は、全国保健医療研究委員会を通して、補完医薬、代替医薬の利用状況と効果を調査するプロジェクトに500万ドルの補助金を交付することを発表した。現在、オーストラリアでは、薬草、ビタミン剤、ホメオパシー医療、アジアの民間医薬、先住民族伝統療法などを含めた補完医薬に10億ドルを消費している。しかし、現行法制下では、このような代替医薬品のメーカーには、その製品に医薬効果があることを実証する義務がなく、安全性を証明するだけで良いことになっている。オーストラリア国民の約半数が処方箋の要らない補完医薬品を用いたことがあるとしている。このような補完医薬品も市販には医薬品行政局(TGA)の認可を必要とするが、成分の毒性、用量、副作用などや重大な疾病に対する医薬品など、リスクの高い医薬品と判断される場合にはその効果を証明し、裏付ける試験を行なわなければならない。リスクが低いと判断される補完医薬品は品質と安全性の試験だけで良いことになっている。昨年、連邦政府は、代替医薬品に対する信頼を回復するため、これまでの医薬品規制のあり方を抜本的に改革し、ホメオパシー、ハーブ医薬品、医薬品の原料となるハーブその他の成分についても認可手順を厳格にし、代替医薬品の誇大宣伝も規制するガイドラインを編成していた。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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