ベトナムの麻薬密輸豪人、死刑減刑
ハノイのAPECサミット中
豪人チン・フー既決囚は、2004年12月に、ベトナム人3人とともにカンボジア国境付近で逮捕され、ヘロイン2キロ密輸の罪で2005年12月に銃殺刑判決を受けた。2006年4月、控訴審も死刑判決を支持し、大統領恩赦が唯一の望みになっていた。アレクサンダー・ダウナー外相は、独立国の国法を尊重するとしながらも、オーストラリアは国是として死刑制度に反対していることを理由に豪人の減刑嘆願を続けていた。11月17日、APEC開催を間近に控えたベトナム政府は、豪政府代表の嘆願を受け、グエン・ミン・チェット大統領恩赦で一等減じ終身刑とすると伝えた。外相は、減刑決定の理由を人道と両国友好としており、死刑制度に反対するオーストラリアの立場が考慮されたことを評価し、また「最近の麻薬関連事件の判決は、海外に旅行する豪国民に法律遵守を教えている」とした。ベトナムでの麻薬事件では2000年に越系カナダ人が銃殺されたが、2002年12月に1.69キロのヘロイン密輸で死刑判決を受けた2人の豪人が2006年2月に減刑。また2003年にも豪人女性が死刑から終身刑に、2005年にも豪人が死刑から減刑を受けている。2005年12月にはシンガポールで豪人が処刑され、オーストラリア国内で大きな論議を巻き起こした。インドネシアでは2005年4月に逮捕されたバリ・ナインの6人が死刑判決を受けた。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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