マードック、ブロードバンド普及の遅れを指摘
クーナン大臣は政府の努力を強調
11月15日、ルパート・マードック氏は、アデレードで開かれたニューズ・コープの年次総会で「政府とテルストラが100億ドルから120億ドルは投資してブロードバンド敷設をやることが緊急。日本でやっている、韓国でもやっている。オーストラリアがなぜできないのか?」と批判した。これに対して、連邦政府のヘレン・クーナン通信大臣が声明を出し、「オーストラリアの現状には改善の余地があるのは確かだが、韓国や日本とオーストラリアとは地勢も国情も違う」とした上で、オーストラリアのブロードバンドは進化と拡張の過程にあると述べている。また、オーストラリアのブロードバンド新規契約率はOECD中第2位だとした。テルストラは、かつて連邦政府に同社と政府の共同出資で50億ドルの全土ブロードバンド敷設計画を提案したが、政府に拒否されたと声明した。11月16日、非営利ロビー・グループ、「ネットワーク・インサイト研究所」のマーク・アームストロング所長は、「マードック氏の発言は、オーストラリアの専門家や企業家が主張したがその度に連邦政府に拒絶されてきたこと。しかし、マードック氏なら政府も拒絶はできまい」と皮肉っている。OECDの2006年の統計では、ブロードバンド契約率は、先進国20か国中第17位となっている。オーストラリアが地勢的に広大というのは言い訳にならない。広大だからこそブロードバンドが有利と専門家も指摘している。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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