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社会 - 2006年11月22日

ANZ両国国民はビタミンD不足

皮膚ガン怖さの日光不足が原因
 カルシウムを体に取り込み、骨や歯の形成を促すために不可欠なビタミンDは日光を浴びることで体内で形成される。人は1日に5ミリグラムから15ミリグラム程度のビタミンDを必要とするとされている。ビタミンDが不足すると骨の形成が妨げられ、ひどい場合にはクル病になる。ところが日光を浴びすぎると皮膚ガンの危険が大きくなるという警告が効を奏し、日差しを避けるようになったため、今ではANZの平均的国民はビタミンDを最低値5ミリグラムの半分くらいしか摂取していないことが明らかになった。シドニー大学の栄養学者スチュアート・トラスウェル氏と栄養学コンサルタントのウィリアム・シュラプネル氏は、最新号の学術誌「栄養と食餌」に、豪新食品基準局(FSANZ)がミルクのビタミンD強化を義務づけるよう要求している。「アメリカ、カナダ、イギリス、ヨーロッパでは食品のビタミンD強化が義務づけられているが、ANZでは義務化が進んでおらず、ビタミンD摂取量が非常に少ない」としている。栄養学者の間では様々な異論があり、さらに両氏が比較している国は乳糖耐性を持った人々の地域であり、北欧・西欧系を除く世界の大部分の人は乳糖不耐性で牛乳を飲むと腹具合がおかしくなるため、オーストラリアに移住してきたからといって牛乳をたっぷり飲むようになるわけではない。牛乳のビタミンDを強化しても牛乳を飲まない人には何の効果もないことだけは確かである。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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