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政治 - 2006年11月21日

ウラン輸出額4倍増も可能

政府の調査委員会報告書
 ニューズ・リミテッド系紙の報道によると、11月21日に提出される「核エネルギー調査委員会報告書」は、「オーストラリア産のウランを自国内で濃縮してから輸出すれば価格を4倍にできる」としている。昨年の酸化ウラン輸出額は5億7,300万ドルだったが、これが22億9,200万ドルになっていたはずだということになる。ただし、ウラン濃縮には膨大な設備投資が必要な上いくつもの障害がある。たとえば現在酸化ウランはアメリカやフランスに送られ、濃縮や燃料棒への加工などが行なわれており、アメリカは世界核戦略の絶対的優位性を保つため、友好国であろうと独自にウラン濃縮を行なうことには反対する。また、調査報告書は、原発は石炭火力発電に比べて50%コストが高いが、もし二酸化炭素排出規制のコストを導入すれば、原発も十分に石炭火力発電と競争できるとしている。「(原発は)現在のベース負荷電力を供給できる発電技術としてはもっとも低コスト低排出の技術だ。オーストラリアの将来的な発電比率で重要な役割を果たすことができる」と結んでいる。最近、ハワード連邦首相は、気候変動対策の一環として原子力発電を考慮しなければならないと信じると常に主張しており、調査委員会もその意向に沿った結論を出しそうな人選で組織されている。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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