2007年にも利上げを予測
インフレ圧力鎮静化せず
11月23日に発行された南オーストラリア経済研究センターの経済報告書によれば、度重なる公定歩合引き上げにもかかわらずインフレ圧力が強いままであり、このままでは2007年にも連邦準備銀行の利上げは必至とされている。また、利上げは間もなく経済成長鈍化へとつながっていく。強気の内需、熟練労働者を奪い合う部門の賃金上昇、生産性向上の鈍化などがミックスしてインフレ圧力を高めており、これらの原因がすぐに解消される見込みはないとセンターのオウエン・コビック助教授が語っている。「こういう状況では、準備銀行もインフレ圧力を抑え込むために利上げするしかない」と助教授。また、一部の州では利上げが経済活動に大きな影響を与えることが予想される。WA州やQLD州のように地下資源ブームに乗って内需圧力が高まっているところでは利上げは地域経済の圧力を抜く安全弁の役割を果たし、生産活動も成長を続ける。しかし、東南部州のように地下資源の乏しいところでは経済がそれほど過熱しているわけでもなく、また所得や富が増えているわけでもない。そのような州では高利の影響を受けやすいとしている。また、過去2年間の経済成長鈍化は内需不足ではなく、生産が能力の限界に近づいたためと分析しており、「短期的には内需鎮静のために利上げが有効だが、長期的には供給の能力を引上げ、豪経済の成長を加速し、生活水準引上げを可能にする施策が必要」としている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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