大卒、ホワイト・カラー需要に追いつかず
大学人口増加は海外留学生
モナシュ大学社会科学研究者ボブ・ビレル氏とバージニア・ラプソン氏の共同研究報告「神話を解く: 高等教育は労働力需要を満たす」が発表された。報告によると、オーストラリアの高等教育政策は誤った想定に基づいており、現実の労働力需要に見合っておらず、しかも1996年以降のオーストラリアの大学入学生増加のほとんどすべてが海外からの全額自己負担留学生であることが判明し、この政策を維持すると、大卒人口が、増加し続けるホワイト・カラー労働力需要に追いつかないと警告している。想定の誤りについて、報告は、次の3つの「神話」に基づいているとしている。1. 大学教育に重点を置きすぎ、2. 若年者は、大学教育か、職人訓練コースのどちらかを選択しなければならない、3. 将来的に労働力の若年者人口は減る。報告は、大学進学を奨励し、将来的な管理職、専門職、関連専門職の不足を補うよう、政府が政策を改善しなければならないとしている。過去10年間の労働力需要の60%ほどがこの分野であり、その求人は大卒資格が条件になっている。しかし、この分野のコースの入学者はほとんど増えていない。15歳から19歳までの若年労働者人口も現在の140万人から2051年には160万人に増えると予測されている。報告書は、「政府は、大学教育を受けやすくしなければならない」と結んでいる。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
|