肌を露出するのは強姦を誘うようなもの
イスラム教指導者の発言にイスラム教徒からも反発
2006年9月のラマダン明けに、シドニーの500人の信者の前でイスラム法学者シーク・タジ・アルディン・アルヒラリは、「肉を裸で通り、庭、公園、あるいは裏庭に放置すれば、猫が来て食べる。誰の責任だろうか? 猫か? 肉を裸で置いておくことか? 女性が自分の部屋、自分の家、ヒジャブをかぶって(肌を隠して)いれば問題は起きない」として、「ふしだらな服装は性的な暴力を挑発するようなもの」という主旨の説教を行なったとオーストラリアン紙が報道した。説教の内容が報道されると、10月26日早朝、性差別問題委員会のプル・ガワード委員長、トニー・アボット厚生相、ピーター・コステロ財務相らが次々とシークを非難する声明を出した。それだけでなく、民族団体やイスラム教徒からも非難声明が上がっている。ビクトリア州民族社会会議のフォン・グエン議長は「シーク・タジ・アルディン・アルヒラリの発言は不適切であり、民族社会の大多数を代表するものでも、オーストラリアのムスリムを代表するものでもない。女性が、着るもので貶められてはならない」とした。法学者と親しいケイサル・トラッド氏は、「シークは、禁欲、貞節、服装規定について語っただけ」と弁護している。一方、イスラム教徒団体は、法学者の行為を反オーストラリア的で女性差別だと語っている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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